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技術と保護

2015年1月24日 (土)

「地理的表示法」と「遺伝資源に関する最新状況」についての農林水産省による講演会に行ってきました

農林水産省系の外郭団体が事務局をしている「植物品種保護戦略フォーラム」の会員となっていますが、そこ主催の講演会がありました。

講演内容は、「地理的表示法について」と「遺伝資源に関する最新状況」で、前者は農林水産省の新事業創出課の法令担当官の方、後者は同じく農林水産省の大臣官房の地球環境対策室の室長の方の講演でした。

備忘メモとして講演内容の抜粋を以下に記載します(内容的に気になった点については別の記事にまとめたいと思います)。


1.「地理的表示法について」

 昨年秋に各地で開催された「地理的表示法」(特定農林水産物等の名称の保護に関する法律)の説明会で使用された資料を、少しアップデートした資料に基づいての講演で、内容は、地理的表示法の説明と、最新状況(進捗状況)の紹介でした。
 進捗状況としては、昨年秋の説明会では、今年の1月~2月にかけて政省令等の案についてのパブリックコメントを求める予定でしたが、パブリックコメントの求めは、2月上旬の予定で少し送れているとのことでした。
 またパブリックコメントの際には、政省令(案)に加えて、審査基準もしくは手引きのようなものもあわせて公表し、パブリックコメントを求める予定とのことでした。
 「審査基準もしくは手引きのようなもの」の案が示されるということについては、どのような内容が示されるか注目したいところです。


2.「遺伝資源に関する最新状況

 主な内容は以下の通りでした。

 ・遺伝資源アクセスと利益配分(ABS)、生物多様性条約(CBD)、CBD名古屋議定書、食料・農業植物遺伝資源条約(ITPGR)のこれまでの経緯と関係の整理、
 ・ITPGRにおける「多数国間の制度」(MLS)
 ・名古屋議定書とITPGRの関係
 ・名古屋議定書への各国対応状況(例:EUにおける動向)
 ・EU「名古屋議定書を担保するためのEU規則」の無効を求めた種苗業者によるオランダ・ドイツでの訴訟(2014年7月提訴)について
 ・名古屋議定書の日本国内で検討状況
 ・ITPGRのMLSの使い勝手を改善するための締約国会合での検討状況
 ・平成27年度の遺伝資源関係予算の概要

以上

2015年1月21日 (水)

農林水産省 知的財産戦略検討会(第1回) (傍聴メモ)

別の用事があったこともあり、良い機会なので傍聴の申込みをして、「農林水産省知的財産戦略検討会」(第1回)を傍聴してきました。場所は、農林水産省(霞ヶ関の本省)内でした。

20150121maffentrance01

[農林水産省知的財産戦略検討会(第1回):http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/sosyutu/150114.html ]

<2015年1月25日追記>
農林水産省知的財産戦略検討会(平成27年1月設置)(配付資料)

http://www.maff.go.jp/j/shokusan/tizai/other/senryaku.html


[I] 「農林水産省知的財産戦略検討会」とは

「農林水産省知的財産戦略検討会」とは、農林水産省の今年、平成27年(2015年)以降の今後5年間の知的座産戦略を策定する検討です。

これまでも農林水産省の知的財産戦略(新たな農林水産省知的財産戦略、平成22年3月策定)がありましたが、5年の期限のあるものであり、前回の策定が平成22年であったことから、ちょうど今年が5年目ということで、新しい知的財産戦略が策定されることになりました。

今回が第1回で、あと3回ほど開催して、次の5年間用の農林水産省の新しい知的財産戦略を策定する予定のようです(4月頃には、次の「農林水産省知財戦略」が確定されそう)。

農業や食品の関連は、現在の国家戦略(日本再興戦略)の重要課題の一つにもなっており、それなりに力の入ったものとなる可能性のあること、また、自分自身の業務への影響が大きく、自分自身の興味の観点からも、農林水産省の新しい知的財産戦略の情報を早めに入手し、またその策定の背景を知っておくことは有益と考え、傍聴してきた次第です。

農水省が選任した検討会のメンバーは、学者、食品や種苗産業の企業の知財関係者、消費者団体の代表、食品流通関係の方、農業生産法人の代表、マスコミ関係者、JETROの方、役所の関係部門の方々などです(上記URLのページに名簿があります)。少し残念なことに、弁理士会や、弁理士・弁護士などはメンバーには入っていません。(因みに、特許庁(商標課)の方は、地域団体商標の話もあって、メンバーとなっています)。

なお、検討会の配布資料や議事録は後日、農林水産省のHP上で公開される予定とのことです。


[II] 策定にあたって抽出されたポイント

 以下、配付資料や検討会議論をベースに記載しますが、正確でない部分もあると思いますのでご了承ください。

 (1)食料産業のグローバル展開に資する知的財産の保護・活用

 →グローバル展開の推進には、官民連携による進出先における知財の的確な保護が不可欠
 →海外における模倣品の調査/対策強化の働きかけ、
 →我が国食品企業の海外から知財によるロイヤリティ収入増加(2013年、159億円)→ロイヤリティ収入の確保のための知的財産権の侵害対策


 (2)食料産業における国際基準への戦略的対応

 →農林水産物・食品の輸出拡大には、国際基準への適合による信頼確保が重要
 →現状は、我が国の農林水産物・食品は、国際基準(規格)(HACCPなど)に適合できているとは言い難い
 →安全性・品質を裏打ちする既存の各種国際規格の普及を図る
 →国際的に通用する新たな国際標準規格の策定に向けた戦略的取り組みを進める


 (3)地理的表示(GI)保護制度の活用の推進

 →地理的表示法、平成26年6月成立、平成27年6月までの施行に向け準備
 →地理的表示保護制度の周知活動、PR、普及啓発
 →地理的表示保護制度の導入のメリット(整理)
 →新たな地域ブランド戦略づくりに向けた機運の醸成
         
    i) 地理的表示保護制度、
    ii) 地域団体商標制度
    iii)  食品の機能性表示制度(新制度)(農林水産物など生鮮品も対象に含む)
     の3点セットをどう組み合わせて活用するか。


  (※赤字は、管理人の傍聴メモ・コメント、以下同じ)


 (4)知的財産の総合的な活用の推進


 →育成者権、商標権等の知的財産のそれぞれの特徴を活かした組み合わせによる活用、ビジネスモデルの明確化、それを支える知財マネジメントの展開推進
 →「戦略的知的財産活用マニュアル」(平成26年4月)の普及
 →オープンとクローズの使い分け・組み合わせ(どこまで開示するか、どこまで秘匿するかを事前にしっかりデザイン など)
 →事例(水稲「みつひかり」、小麦「ラー麦」、キウイフルーツ「ゼスプリ」、伝統野菜の活用事例など)


 (5)親品種・新技術の開発・保護・普及

 →新たな品種や生産技術を用いて、消費者や実需者のニーズに的確に対応する
 →知財を戦略的に活用し、品質・ブランド力など強みのある農畜産物を各地に生み出す
  (→品種開発段階から、実需者、産地、研究機関、行政などとの連携を強化して、「強み」のある親品種や技術を開発する)


 (6)種苗産業の共通課題の解消索の総合的な推進

 →種苗産業の振興には、産官学連携による総合的な体制構築と、育成された新品種の育成者権の的確な保護が不可欠
 →オランダの取り組みをモデルとした体制
 →海外での育成者権保護の強化に向けた取り組み(東アジア植物品種保護フォーラムなど)
         
 (・前記(5)、(6)にあるような新品種の保護の関連は今回の検討会の討論ではあまり議論に挙がらなかった。)


 (7) ICTの活用による農業分野の知的財産のデータか及びその活用推進

 →篤農家の匠の技をICTによりデータ化し、収益向上や周辺産業への活性化等へ活用
 →ノウハウ、データの海外への流出の懸念
 →ICT(データ等の意図しない利用)により、安易な大量生産、コモディティ化が進む懸念――― 戦略的に推進することが必要
         
    ・農業ノウハウ、データ(ICTによりデータ化したもの)→ 「非権利化知財」
    ・農業/食料産業は、「情報・知識産業」であると認識すべき

                                     以上

2014年9月11日 (木)

隔離圃場の見学(遺伝子組換え作物) その2

この夏に見学した、遺伝子組換え作物を育てている隔離圃場の様子の紹介の2回目です。

前回(その1)では、殺虫タンパク質をつくる遺伝子を組み込んだトウモロコシ(害虫抵抗性トウモロコシ)の様子を紹介しましたが、除草剤耐性型のダイズも隔離圃場内で栽培されていましたので、その様子をご紹介します。

除草剤耐性の遺伝子組換え作物とは、特定の除草剤(今回は、グリホサート)に耐性をもつ遺伝子を組み込むことによって、その特定の除草剤をまいても枯れないようにした作物を言います。このような除草剤耐性作物を栽培する際に、除草剤を使うと、除草剤耐性作物以外の雑草だけを効率的に枯らすことが可能になります。

以下圃場内で撮影した写真です。


Soy001_2

上記の写真は、除草剤耐性ダイズの様子であり、左側の雑草が生い茂ってしまっている区域は、除草剤を散布せずに栽培を続けた場合です。

一方、写真の右側は、除草剤をまいた区域で、遺伝子組換えダイズ自体は、除草剤の散布があっても枯れず、また雑草が選択的に除去された結果、この区域では、組換えダイズだけが元気よく育っています。

Soy002_3

上の写真は、除草剤耐性ダイズではない、従来のダイズ(非組換えダイズ)に、除草剤を散布した場合の写真です。非組換えダイズについては、除草剤により枯れてしまっている一方で、組換えダイズについては、除草剤では枯れず、青々として元気がある様子が分かります。

以上

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2014年9月10日 (水)

「遺伝子組換え作物、輸入多い?」

前回、遺伝子組換え作物を栽培している隔離圃場の見学(その1)について、ご紹介しましたが、9月9日の日本経済新聞の朝刊の平易なニュース解説記事で、丁度、遺伝子組換え作物の現状について扱っていました。

遺伝子組換え作物の現状についてコンパクトによくまとまっていましたので、備忘をかねて、(管理人が考える)ポイント部分を抜粋し、記録しておきます。(さらに、外部のwebページの統計資料も参考として、後半に加えておきます)。


日本経済新聞 2014年9月9日朝刊26面
記事 「(エコノ探偵団) 遺伝子組換え作物、輸入多い?」  飼料用など10年で4割増

....
 - 「現在、輸入や栽培のための承認は食用と飼料用それぞれ120品種を超えており、主に海外種子メーカーの日本法人が承認を得ています」・・。

 - 「GM作物の輸入量」・・・・・・・・・「輸入相手国のGM作付け比率などから推計すると、トウモロコシや大豆など主要4作物の2013年の輸入量は約1622万トンと10年前から4割増え、4作物の輸入に占めるGM比率は合計で8割を超えています」・・。

 *ここで主要4作物とは、トウモロコシ、ダイズ、ナタネ、ワタのことです。

 - 「・・・、国際アグリバイオ事業団(ISAAA)のデータなどによると、GM作物は13年時点で世界27カ国が栽培し、作付面積は1億7520万ヘクタールと本格栽培が始まった1996年の100倍に拡大している」。

 - 「・・・、英コンサルティング会社PGエコノミクス代表、グラハム・ブルックス氏らが経済効果を研究していた。収量増加や栽培コスト低減で12年の栽培国の農家所得は188億ドル(約1兆9千億円)増え、農薬使用量は96~12年で計50万トン(8.8%)削減できたという」。

 - 「食品関係者らへの内閣府の調査ではGM食品を「不安だ」という人は13年に48%。04年(75%)から大きく低下したが、一定以上の専門知識を持つ人の5割近くがなお不安に感じている」。

 - 「こうしたことも反映し、国内では食用・飼料用の商業栽培をする種子メーカーは現れていない」。
・・・


以上が日経記事抜粋です。


関連する内容について、記事にも出てきた、国際アグリバイオ事業団(ISAAA)のwebページから、統計資料を以下に抜粋しておきます。
(資料「ISAAA Brief 46-2013: Slides & Tables」(http://www.isaaa.org/resources/publications/briefs/46/pptslides/default.asp))


27_countries

遺伝子組換え作物を作付けし栽培している国(27ヶ国)が、上記地図上に緑色で示されています。

上記右の表は、遺伝子組換え作物の栽培面積の広い国を多い順に並べたものです。広い国から順に(6ヶ国)、アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、インド、カナダ、中国となっています。


4_major_crops_stastics01


上記のグラフは、2013年のダイズ(Soybean)、ワタ(Cotton)、トウモロコシ(Maize)、およびナタネ(Canola)の世界全体の作付け中における、従来型(非遺伝子組換え作物、Conventional)と、遺伝子組換え作物(Biotech)との比率を表したものです。ダイズやワタでは、既に作付けの7~8割が、遺伝子組み換え型となっています。


日本国内での状況は以下の通りです。

「みんなで考えよう 遺伝子組換え農作物・食品」(独)農業生物資源研究所(http://www.nias.affrc.go.jp/gmo/biotech/minna201402.pdf)の9ページより抜粋(下記図)

Gm_stastics_in_jp


日本の穀物類の全体輸入が約3000万トンある一方で、日本は合計で約1500万トンの遺伝子組換え農作物を輸入しているため、既に、日本が輸入している穀物のうち、およそ半分が遺伝子組換え作物となっているそうです。

                                             以上

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2014年9月 6日 (土)

隔離圃場の見学(遺伝子組換え作物) その1

この夏に、遺伝子組換え作物を育てている隔離圃場を見学する機会がありました。今回と別のもう1回の2回で、そのときの様子を簡単にご紹介したいと思います。

これまで、特許業務として、遺伝子組換えの手法やツール、それにより得られた遺伝子組換え動植物などの発明について、特許出願の権利化業務に多く携わった経験はありました。しかし、実際に、実物、すなわち遺伝子組換え植物を見たことはありませんでした。

そういった意味でも、とてもよい経験になり、いろいろと勉強になりました(現場主義的な考えは大事だな、とつくづく思いました)。


見学させていただいた圃場は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(いわゆる「カルタヘナ法」)(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H15/H15HO097.html)でいう「第一種使用等」(環境中への拡散を防止しないで行う使用)の制限に従って運用されている「隔離圃場」です。

すなわち、圃場への出入りが制限されるよう外部を囲っているものの、環境中への拡散防止の措置まではとられていない圃場となります。(従って、今回見学させていただいた圃場で栽培されている遺伝子組換え植物は、いずれも、日本での(外界での)栽培認可が既におりているものということになります)。

なおどういった植物について、どのような品種(遺伝子組換え植物の品種)が実際に、「カルタヘナ法」による使用等に従い試験され、認可がされているかは、バイオセーフティクリアリングハウス(J-BCH)(www.bch.biodic.go.jp/)で調べることができます。



まず、隔離圃場の入り口に、遺伝子組換え植物(GM)を育てていることを表示する看板があります。

Plate01


圃場全体は、隔離、つまり勝手に人や動物が立ち入ったりできないよう、青いフェンスで囲われています。ただし、環境中への拡散防止が不要の仕様なので、覆われているのは、圃場の周りだけで、空にむかってはオープンです。花粉が飛んだり(可能性の話です)、鳥や虫が出入りしたりすることは妨げられていません。


Hojowall01_2

フェンスを近くで見るとこんな感じです。


Hojowall02

少し離れたところから見ると、フェンスで圃場が囲われている様子がわかります。


栽培されているものの一つは、(遺伝子組換え)トウモロコシでした。

この組換えトウモロコシは、除草剤耐性型のものではなく、土壌のバチルス菌由来の殺虫タンパクをつくる遺伝子を組み込んだタイプのものでした。この組換えトウモロコシを、特定の害虫が食べようとすると殺虫成分を含むことから、死んでしまうため、結果として、害虫による食害による被害が防げることになります。

組換えトウモロコシと、組換えをしていない通常のトウモロコシ(非組換えトウモロコシ)とが、比較でききるよう、近くに並べて植わっていました。

因みに、栽培に際しては、農薬を使っていないため、害虫には両方とも無防備で栽培されています。


Comparison01_4



組換えトウモロコシの方は、害虫による食害がないため、青々として元気が良さそうです(下の写真)。

一方、非組換えトウモロコシ(普通のトウモロコシ)の方は、害虫による食害があり、一部枯れ始めています。トウモロコシの実の部分の中身を見ると、組換え体でない方は、食害で無残な感じです。

Comparison02



採取した害虫が下の写真のシャーレ内に写っています。 (虫が苦手な人は、注意!)。

Nongm_mushi


このように、
実際に栽培している様子をみると、遺伝子組換えトウモロコシは、栽培・生産する際の扱いの容易さやコストという点で、従来のものにくらべて格段に有利であるというのは、実感でき、よく分かる気がしました。

今回、栽培されていたトウモロコシは、デントコーンといって、家畜の飼料や、加工原料となるタイプの品種であり、成長すると丈は、2mを超えます。これに対して、よく茹でて食したりするのがスイートコーンです。生産量としては、ほとんどがデントコーンであり、スイートコーンは少数派です。組換えトウモロコシとして開発されているのもデントコーンタイプのものとなります。

日本のトウモロコシの輸入量の7~8割は、すでに、組換えトウモロコシだそうです(組換えトウモロコシは主に家畜飼料や加工原料用となります)。因みに、飼料などとして使った場合、最終的に需用者にとどく、肉や乳製品には、遺伝子組換えトウモロコシなどを使ったか否かは表示されません。

一方、日本国内での生産については、遺伝子組換え作物を商業的に栽培している例はないそうです。また、需用者が直接口にいれるものは、ほとんどが、非組換えトウモロコシだそうです。日本では、遺伝子組換え自体への抵抗感が強いのは、依然として変わりがないようです。


(次回につづく)

                               以上

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2014年3月11日 (火)

ブログ開設のごあいさつ

 このブログは、植物の育種技術、品種保護や農産物の問題に興味のある、化学バイオ系の弁理士が開設しました。

 これまでに、機会にめぐまれ(?)、品種登録の出願を国内と外国向けで数十件以上経験することができ、様々な実務上の経験や知見が得られた一方で、いろいろ考えさせられることがありました。そのためもあって、植物品種の保護の有利不利の問題や特許との制度上の異同、両制度の活用、農産物の輸出、遺伝資源へのアクセスの問題、遺伝子組換え植物に関連する規制・事情などの話題に興味をもち、自分なりに調べたり考えたり、また外部の委員会などの参加して勉強したりしてきました。

 このブログでは、ブログタイトルにあるように「植物品種の保護*と特許」に関して、これまでにわかったり気がついたりしたことについて、現状に限らず、少し前の情報も含めて(もちろん、最新情報も含めて)、整理していきたいと思います。 (研修や展示会等への参加報告などもしたいと思います)。
[* 植物品種保護=Plant Variety Protection(略して、PVPとよく言います)。当サイトのドメイン patent-pvpは特許と植物品種保護、という意味からきています。]

 ブログの目的は、第一には(申し訳ありませんが)、自分の手持ち情報と考えの整理のためです(つまり備忘録と自分の頭の整理という、要するに自分用です)。だだ、それに限らず、ご覧になった方に少しでも参考となり、お役に立つことができればうれしいですし、また同じような関心を持っていただける方が一人でも増えればと思っておりますので、そういった視点も意識して書いていきたいと思います。

 ブログの内容は、テーマを明確にしたいという気持ちから、できるだけブログタイトル(サブタイトル含む)にある内容の範囲に絞りたいと思います(ただし少し疲れたりしたときには、雑談的な話も入るかもしれません)。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

以上

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[ブログ開設日は、いろいろなことを再考するきっかけとなったこの日(3.11)と同じ日としました。]

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